シンガポールは素敵な国なので、まだシンガポールに移住してきていなくても、ビザを取得できてしまいます。
その際に、仮のビザ的なもの(ビザではない)として、「この人にビザを発行しましたよ」というのを証明する書類、「IPA(In-principle approval )」を入手できるので、これを携えて日本を出国します。
今回の記事は、IPAをゲットしていて、いざシンガポールへ!という人がシンガポールに着いたら必要となる手続きをまとめておきます。
前提
- IPAをゲットしたら6ヶ月以内にシンガポールに行ってビザカード発行をしましょう
- 片道航空券だけ持った状態で日本を出国しようとするときに、出国審査時にIPAを見せなきゃいけないので印刷して所持しておきましょう
ビザのカードを発行しにいく
入国したらまずはビザのカードをゲットします。このカードは身分証明書として、シンガポールで生活する際には肌身離さず持ち歩く大切なものです。 一人ひとりにIDが振られ、ビザの種類(EP、DPなど)に関わらず、IDが変わることはありません。
また、このIDを入力したり聞かれてたりする機会も多いので、カードを出さなくてももすぐに思い出すか、言えるようにメモなり暗記するなりしておくとよいです。
IPAに必要事項を入力
IPAのPDFを印刷して、必要事項記入欄に入力します。会社側が入力する項目もあるので、会社とよく確認して記入しましょう。
MOMのEPサービスセンター(Employment Pass Services Centre)に行こう
手続き日をネット予約する
Make, change or cancel appointment : http://www.mom.gov.sg/eservices/services/make-an-appointment
上記サイトにアクセスしたら、以下のフローで手続きをすすめる。
- Make an appointment を選択
- Employment Pass1 holders & Dependants > Pass Issuance /Renewal / Cancellation を選択
- FIN No.(発行済みIPAに記載してある)
- 予約日時を決める(午前中に申し込みなら午後でも可能)
- 予約完了した際に発行される予約表をPDFで保存しておく
- Employment Pass Services CentreへGO
MOMのEmployment Pass Services Centreの場所
Employment Pass Services Centreはクラーク・キー(Clarke Quay)駅にあります。
クラークキー駅は、North East MRT LineことPurple Lineこと、シンガポールの半蔵門線にある駅です。
建物の外観からは「ここがEmployment Pass Services Centreや!」と判断するのが困難ですので、Google Mapsなどを見てしっかり場所を覚えていきましょう。
クラークキー駅から出てEPサービスセンターを見た感じの図
住所:The Riverwalk, 20 Upper Circular Road, #04-01/02, 058416
※エレベーターで4階にいきます。ロビーに案内板が立ってます。
予約を確認して受付へと向かうため手続きを行うマシーン
あとは5営業日以内くらいにカードが届くを待ちます。
プリペイドSIMカードをゲットする
スマホが使えないとつらいので、プリペイドSIMを買いにいきます。 ポイントは以下。
- 身分証明書必携
- Singtel、starhub、M1あたりから選ぶ
- Singtelはdocomoっぽくて、starhubがKDDIぽくて、MIはソフトバンクぽい?
- Singtel のプリペイドSGD20〜50くらいのやつを買っておく
住むところを見つける
住むところを見つけましょう。
不動産屋を紹介してもらうパターン
家族で移住する場合は、こなれたローカル不動産に色々案内してもらいます。
希望の条件(家賃、広さ、場所、その他必要な条件)、現在いいなと思っている物件のURLいくつかピックアップし、メールなどで伝えましょう。
Listingされている物件を元に不動産屋に直で連絡するパターン
propertyguru.com.sg を見ながら、気になる物件を探し、そこに記載されている不動産屋の連絡先(SMS)に連絡します。
あとは内見しまくって決めましょう。
単身での物件探しはこちらが参考になるかと思います。 シンガポール 単身 賃貸物件探し 2016年版 - Crispy Blog
銀行口座を開設する
銀行口座開設時には、会社が「こいつ住むところちゃんと決まってるから安全人物だよ!」という風に伝える手紙を一筆したためます。
それを銀行口座開設するメンバーは受け取り、身分証明書とともに口座開設します。UOB、DBS、OCBCあたりから選ぶのがいいぽいです。私はOCBC推しです。
生活道具を揃える
シンガポールは国がめちゃ狭なので、電車でもタクシーでもバスでも国中簡単に行くことができます。
狭いにも関わらずIKEAは二箇所にあったりするので、お買い物が便利。でかいスーパーから家電から無印からDAISOからホームセンターみたいなのまで一通り見たいときに便利なところは、HarborFront(ハーバーフロント)駅にあるVivoCityがおすすめです。
セントーサ島に行くのもこの駅ですね。
最後に
これで最低限生活するための準備はできると思います。
各項目の詳細については、また別のエントリーでご紹介するかもしれませんが、ざっくりと全体の流れを追ってみました。
社内用にメモがてら書いてみましたが、将来シンガポールで会社を始める方の参考になれば幸いです!